【原神】主人公俺 VS 後方彼氏面モブ眼鏡【その8】
相も変わらず本編そっちのけで伝説任務を遊んでいました。鍾離先生の伝説任務第二幕が……本当に良くて……あまりにも好きなタイプのシナリオだったのでシナリオライターは私と同じ癖の人だと思う。
今回も1章と伝説任務のネタバレがあります。むしろ今回はネタバレしかないのでクリア前の閲覧非推奨。極力本編に触れないように、とか何とか数回前に書いた気がしますが今回は書きます。高速掌返しは十八番。
主人公俺という概念
主人公に自我がないゲームをプレイしてきた期間が長いので、主人公に「主人公俺」というモブ人格を感じています。ギャルゲーやったことないけどギャルゲーの無個性主人公が一番概念として近い気がする。なんでいきなりこんな話をしたかというと、記事を全部「主人公俺」視点で書いているからです。書き終わってから主人公俺って……通じないな! と思ったので補足で書きました。
プレイヤー視点で書くよりも臨場感が出るので筆がのるんだ、コレが。とはいえ、これまでずっとプレイヤー感想記事ばかり書いてきたのに突然主人公俺視点で記事書かれてもね、とアップする前に冷静になりました。
クンジュとかいう眼鏡
三度の飯には劣るものの、眼鏡を愛する主人公俺の前に彗星の如く現れたモブ眼鏡。
今回の伝説任務同行モブ眼鏡。助かる。「ナイス眼鏡、よろしくな」と心の中でがっちりと握手を交わす主人公俺。眼鏡を愛する俺は眼鏡には優しいんだ。ヒルチャールとかスライムとか襲ってきたら眼鏡はちゃんと守ってやるから安心してくれ。
そう和やかに始まった、俺とパイモンと鍾離先生とクンジュの楽しい小旅行。
あのさ、気のせいだったら悪いんだけど、クンジュちょっと鍾離先生に対して馴れ馴れしくない?
いや~困るんだよね。俺はつい先日(一個前の鍾離先生の伝説任務)先生にはこの世界に関して記録してほしいって直々に頼まれてるレベルの友達なんですよ。なんなら少し前にクンジュも住んでる璃月守っちゃったそこそこ腕の立つ注目株の有名旅人なんですよ。その辺弁えてもらっても良いですか?
誰
主に俺の心が紆余曲折を経て、何とか怪しげな遺跡(?)へ辿り着いた俺たち。するとそこには怪しげな封印が。見るからにヤバそうな雰囲気だぞと思った途端、悪戯な風に吸い込まれて巨大な地下空間へ飛ばされてしまい、気が付いたら……
だ、誰!?
……名前何て読むの!?
「モラクスよ」となんかでっかくてつよそうな敵に語り掛けられ困惑しているうちに戦闘が終わりました。
ところで鍾離先生のシールド強くない? 快適に安定して運用できるのって何凸から? 2凸? 完凸まで引いた方が良い?
元素爆発で隕石を落とすカットインがこのうえなくわかりやすく強そうな演出で良かったです。当たったら絶対痛いもんね。石。
後方彼氏面モブ眼鏡
戦闘が終わるとそこにはオーラをまとったクンジュの姿が。
急に後方彼氏面オーラが凄い。
「見ての通り」の何が見ての通りなのかが全然わかりません。あと、今気が付いたんですけどもしかして先生と同じポーズアピールしてますか?
……あれ、俺、もしかしてマウントとられてる?
見て、この主人公俺の何とも言えない顔。
プレイ中は若陀龍王と鍾離先生のやりとりに終始涙したものですが、改めて振り返ると「色々格好良く決めてるけどさ、お前、若陀龍王の自覚が無い時から鍾離先生にめっちゃ馴れ馴れしかったぞ」と指摘してやりたい気持ちでいっぱいです。
圧倒的敗北
とても良いエピソードでした。
もともとクソ長寿命生物が他の生物を見送り続けるというシチュエーションが大好きなので私は岩王帝君の話が大変好みなのですが、その中でも今回は最高でしたね。
「……」とか「若陀」みたいな短い台詞にのる鍾離先生の感情がいちいち伝わってきて心がギュッとなりました。本編では感情面ってもっと抑えめだったと思うんだ。やっぱり旧友との再会は鍾離先生にとって特別なのかもしれない--みたいなことを考えさせてくれるので声優さんってやっぱり凄いですね。鍾離の声帯が前野さんで良かった。ありがとう、良い演技です。
でも主人公俺的にはクンジュの皮を被った若陀龍王に色々完全敗北だった感が拭えないので今も涙が止まりません。先生がモラクスだった頃の友とかいうとんでもない絆を見せつけられるだけ見せつけられて、全てが終わった後に俺が目にするのは先生の寂しげな背中なんだよ……俺は……俺は……
元岩神だって瞬きくらいする
今回の記事を書くに辺り、伝説任務中に勢いで撮った数多のスクショを見返していた訳ですが。
鍾離先生!! お願い、目を開けて……!!
総括
なんなんだこの記事?